主人公は私かな?
昨日は通院日で、これがまぁ待ち時間がとっても長いのでスマホに保存してあった梶井基次郎の『檸檬』を読み返した。
なにか『えたいのしれない不吉な塊』に心を押しつぶされそうになってる、主人公。
心身共に病んでいて、おまけに借金もある。
いやー、えたいなんてしれてるでしょ?
病気と借金のせいでしょ? その不安。
なんて第三者目線で読んでた私は、そう思ったんですがねぇ。
乳がんが再発して、その治療にガンガンお金が飛んで行って貯金が底をつきそうな私も、病気とお金に関しては『なるようになる』としか思ってない。
でも、えたいの知れない不安はある。
いやだ私、主人公と同じじゃん!(笑)
そこからは、共感しかないわ。
以前は熱中していたものに興味がわかないとか。
小旅行みたいに散歩を楽しむとか。
改めて読み返すと、共感できるところが沢山。
でもこの作品はずーっと暗いままじゃなくて、最後が愉快なのよね。
主人公のちょっとした悪戯心に、何だか私の心も軽くなるというか。
改めていい作品じゃなーい? と思いました。
読んだことない人は青空文庫で読めるよー。
お弁当メンバー紹介
昨日が病院で半端なく疲れたのですが、それが今日も引きずっているので、本日は簡単にお昼用のお弁当を作っておきました。
作り置きのハンバーグ、人参のだし煮、ピーマンと竹輪のおひたし、ミニトマトと雑穀米。
私が作ったのは、人参のだし煮だけ。
後は同居人の作り置きをお裾分けしてもらって、詰めました。
お弁当って楽なのに、ちょっと食べる時にワクワクするのがいいねぇ!
だいぶ暖かくなってきたので、そのうちお外でお弁当も食べたいなー。