読書嫌いを克服する為に、毎日ちょっとずつ読書をしようとチャレンジ中。
そのうちこのブログの『おはつぶ』というカテゴリーを、読書メモ的に変更できたらいいなぁ・・・なんて思ってる。
どっぷり読もうとすると『読まなくちゃ!』という強迫観念が強くなって逆に嫌になってしまうので、もう本当に軽く。
まずは読書に馴染ませるつもりで。
いやー、50代目前でこんなに読書で苦戦するとは思わないよね(笑)
世の本好きさんはどんなきっかけで本が好きになったのか。
性格?
環境?
どちらにしても羨ましい。
さて、ノンビリと読み進めてる「呑み込まれた男」
ピノキオを作ったジュゼッペが、家を飛び出したまま帰らなくなったピノキオを探しに行く。
そうしたら漁師が海に投げたなんて話を聞いて、貧祖な船で海へと漕ぎ出します。
しかし突如現れた巨大な魚に呑み込まれて・・・と、この本はそこから話しが始まる。
今日は第7章。
それまで色々な物でピノキオを再現して自分を慰めていたジュゼッペ。
ふと息子を作るのを止めて、自分の像を作る。
熱を込めて作った像は不気味な姿をしていて、ジュゼッペは我に返って悲鳴を上げる。
海藻の頭飾りと牡蠣の殻の耳、錆びた釘の髭。
まるで海のトロールだと。
これはたまたま手に入る材料のせいか。
それとも自分の心で描いていた自分像なのか?
これまでの人生で、あまり自分に自信が持てなかったジュゼッペ。
そのために、こんな像になったのかねぇ。