1月1日が映画館のファーストデイで1200円で観られるので、前々から観たいと思っていた『すずめの戸締り』を観てきました。
suzume-tojimari-movie.jp九州の静かな町で叔母と暮らすヒロインのすずめと、災いをもたらす『扉』を閉じる役目を代々受け継いできた「閉じ師」の草太。
とある出来事が切欠で草太が椅子に変えられてしまい、何かと不自由する草太にすずめは『扉』を閉じる手助けをするが・・・
映像が美しい
新海誠監督の映画はとにかく映像が綺麗。
でも全くのファンタジーじゃなくて、なんか自分がこれまでに出会った美しいと思う景色と重なる。
あの時感じた空気を想い出す。
だからキュンとするんですよね。
冒頭で子供のすずめが歩く星空の風景や、田舎町の空気が何だか懐かしいと感じるから不思議。
劇中の地震速報に少しビビる
扉を閉じないと災いが出てくると地震が起こるんだけど、その度に劇中で地震速報が鳴ります。
微妙に音が違うんだけど、それでもちょっとビクッとする。
いや~、本当になってるわけじゃないって分かってるのに、やっぱり少しトラウマになってるのかな。
あの日、嫌でも耳にした警報だからね。
これから観に行く予定の人は、その点お気をつけて~。
映画の感想
※これから観る人もいるからなるべくネタバレしたくないけど、したらゴメン!
まだ観てない人は読まない方がいいかも。
とある出来事がきっかけで、草太と災いが出てきてしまう扉を閉じる仕事を手伝うことになったすずめ。
災いが完全に外に出てしまうとその地に大きな地震が起こり、沢山の人が犠牲になってしまうのでまさに命がけで扉を閉じるわけですが。
扉が開く度にすずめ達が間に合うのかと、手に汗握りました(笑)
が、それよりも旅が進むにつれてすずめの複雑な家庭環境が明らかになって、そちらもハラハラしちゃった(笑)
だからラストが、ジーンとくる。
なんかこう、歳を取るとさ、自分の人生のどこかの部分に重ねたりして共感の幅が広くなるので涙もろくなりますね。
とても楽しめました。
ところで私、ネコ大好きなので、白猫のダイジンが可愛い!
扉が開いた場所に現れてはすずめ達を翻弄するので、まるで災いを扉の外に出したいように見えます。
そこもまた可愛いんだけど、ラストがちょっと切ないよ(涙)
以上!
アラフィフが観た『すずめの戸締り』感想でした。