薄手のコートやニットを身に付けるこの季節になると、いつも悩むことがある。
一度だけ着たアウターやニットを、クローゼットに戻すかどうか。
ここ数年衣替えをしなくていいように服の枚数を制限し、ハンガーにかける収納をするようになってからずーっとこの問題に悩んでる。
夏物はいいのよ。
どうせ汗かくから一度着たらもう洗濯機直行だし、ガンガン洗っても丈夫な素材が多い。
だけど冬物はねぇ・・・
ニットなんて一度着て直ぐ洗濯したらあっという間に傷みそうだし、夏と違って着込むからそんなに汚れるイメージないのでこまめに洗うのはインナーだけでいいかなと。
でも一度着ただけでも何となくクローゼットに戻すのは抵抗があって、今までは別にかごを用意してそこに畳んで収納してました。
でもさ、それだと何だかスッキリしない。
今日は何を着ようって選ぶ時は、やっぱりハンガーにかかってた方が選びやすいんだよね。
で、悩んでネットで何かいい方法がないか探してたら、コートやニットは洋服ブラシをかけると長持ちするという情報をキャッチ!
なので早速近所のホームセンターでこの『毛玉取りブラシ』なるものを購入してきました。
何と言うかね、近所のホームセンターではこれ一択だったので、1000円くらいだったので試しに買ってみました(笑)
こういうブラシ買うの初めて! ちょっと使うの楽しみ。
いや、エチケットブラシはもちろん持ってますよ。
こんな風にコンパクトでポケットに忍び込ませられタイプ。
スーツやコートなんかはこれでもいいんだけど、ニットはねぇ・・・
今回購入したブラシはニットOKだし、毛玉も取れるそうな。
中身はブラシと、ブラシのお掃除用に小さな熊手みたいなブラシが入ってました。
洋服ブラシはソフトとハードがあって、ソフトは繊細な衣類用。
頑固な毛玉や毛足の短いウールやフリースはハードを使うらしい。
ブラシの毛の色がハードとソフトで違うので使われてる素材が違うと思うんだけど、触った感じはどちらも硬い。
洋服ブラシを使った事のない私は、これでニットにブラシをかけても大丈夫なんだろうかと心配になる。
パッケージ裏の使い方を見ると使用例の写真が載ってるんだけど、本当にこんな風に取れるのか疑心暗鬼(笑)
まぁ今回のブラシ購入は毛玉云々よりも、一度着たけど何度も洗濯できないニットやコートをクローゼットにしまう罪悪感を払拭するためのものだから毛玉取れなくてもいいでしょ。
毛玉取り器はあるんだし。
まずはお試しでプチプラのニットでお試し。
ウールより化学繊維の割合が多いのでそんなに毛玉にならないんだけど、そこそこ出来てる。
でも残念ながら画像だと分かりにくい(汗)
これに繊維の流れに沿ってブラシのソフト側でブラッシングしてみます。
おお! 毛玉取れてる!!
けど、画像だと分かりにくい!!(笑)
なので今度はカーディガンで再チャレンジ。
みんな大好きユニクロのカーディガン。
こちらはアクリル&レーヨン素材。
春や秋に活躍する薄手のカーディガン。
今の時期も暖房がガンガンきいてるお店や車中なら、このくらいで全然いい。
ちょっと寒いな~と思ったらサッと羽織れるし、お値段もとってもお得なので愛用してる。
でももしブラッシングに失敗しても全然凹まないアイテムなので、お試しには丁度いいかなと思って。
ざっと見た感じは毛玉なんてできてないなーって思ったんだけど、アップで写真撮ってみたらガッツリ毛玉ありました(汗)
これを繊維の流れに沿って、ソフトでブラッシング。
んー!? 分かりやすく毛玉取れてる!!
しかも繊維も痛めてない!!
私は今まで毛玉取り器で毛玉を取ってたんだけど、それだとたまに繊維を痛めて穴開けちゃった・・・なんてあったんだよね。
ブラシだとそれがない。
ちょっと感動!!
安いブラシなのでカシミヤなんかの高級ウールに使うのは気が引けるけど、普段着てるニットなら全然このブラシでいいや。
洋服にブラシをかけるって、なんだか丁寧な暮らししてる気持ちになるー。
今年の冬は洋服ブラシを活用しようと思います。