20日くらいかかっちゃったけど、やっと『呑み込まれた男』を読み終えました。
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ピノキオのお父ちゃん(創造主?)が家を飛び出したピノキオを探してる途中で大きな魚に呑み込まれちゃう話。
もちろん腹の中なので他に生きる物はなく、明かりもない。
ジュゼッペはたまたま巨大魚の腹の中でいい感じに引っかかって形を保っている難破船を住処として、運よく残っていた蝋燭と船長の日記で過去を振り返りつつ迫りくる死から自分を保とうとする。
でもやっぱりちょっとずつ心も体も衰弱して行って・・・
さて、ジュゼッペは魚の腹から出られたんでしょうかね?
読書が苦手な私でも読みやすい文章で、面白かったな。
父親からの愛に飢えていたジュゼッペ。
ピノキオには自分が与えられなかったものを与えてやりたいという思いと、父親とはこういうものだという思いに挟まれ、悩む姿が度々出てくる。
果たしてジュゼッペはピノキオと再会できたのか・・・?
気になる方は読んでみて下さい。