寝つきが悪く、途中で何度も目が覚めてしまうという不眠症ですね。
原因は色々。薬の副作用とか、2年ほど前に体験した坐骨神経痛の激痛によるものとか、精神的なものとか、いろいろな事が重なって起こってしまいました。
今は根本的な原因が改善されたので少しずつ睡眠障害も改善しつつあるのですが、やっぱり寝つきは悪いし、やっと寝れても一時間くらいで起きてしまう時もある。
たまに夜中2時を過ぎても眠れない……なんてこともあります。
一時期は睡眠導入剤の力を借りたりしたのですが、今は時間は短くても眠れるし、日中が辛いというのも少なくなったので、よっぽどのことがなければ服用しなくても大丈夫になりました。
体が慣れてきたのか、もともと治療の影響で運動量が落ちたので、自分が思ってるより体はそれほど睡眠時間を必要としてないのかも。
それでも時々『8時間ぐらいぐっすり寝てみたい』という欲が出て、色々と情報を調べてみてしまう時もあります。
特に私は昔から寝つきが悪いので、すんなり眠りに入れる方法が良い。
そしたらね、『認知シャッフル睡眠法』なるものがあることを知りました!
この『認知シャッフル睡眠法』なるものはカナダの認知学者が考案したそうで、何の脈絡のない事を考えると『眠ってよし』とスイッチを切り替わるのだとか。
なので、例えば『a』のつく単語を思い浮かべられるだけ思い浮かべて、次は『e』のつく単語を……って脈絡のないことを考えていると、脳が『お前、重要な事は何一つ考えてないな? 眠ってよし』と眠りスイッチを入れてくれるそう(多分)。
ふーん? これだったら簡単に試せそうじゃない?
早速昨日の夜に試してみたんですが、『a』の付く単語がappleしか思い浮かばなくて「a、a、aの付く単語……apple……え? 思い浮かばないよ? あ、airがあった! a、a……二つしか単語が思い浮かばない私ってヤバくない!?」と余計なことを考えてしまい、眠れませんでした。
もしかして『認知シャッフル睡眠法』には学力が必要?
自分の学力の低さに愕然としつつ、今日の処分品。
抗がん剤のハンドブック。
貴方がこれから受ける抗がん剤はこういう薬で、こんな風に作用して、こういった副作用が出ますといった内容が書かれた冊子。
今まで受けたものを参考用に保管しておいたんだけど、情報はどんどん新しくなるだろうから古いのを持っていても仕方ないし、お薬が変わると以前のものは大体受けられないので、処分してしまおうと思いました。
医学は日々進歩してますからね。